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鉄と鉄

台湾MIZ旅行②

2日目。

 

今日は特に予定もないので、高雄をふらっと散策。

 

昨日のMIZのライブのMCで周啓さんが「港のほうに行ってみた」というようなことを言っていたので、高雄は港町らしいし、海のほうに行ってみることに。

 

その前に、朝は大行列の豆漿のお店へ。元気なおばちゃんの台湾語に圧倒されたけど、なんとか鹹豆漿をげっと。やっぱり1ポーションがとても大きい。お豆腐だから食べられるんだけどね!

 

店先で台湾の人たちの朝を眺めながら食べる。ちょい辛。

 

この日は日曜日だったから、道路とかもそこまで混んでいる感じはせず、町ものんびりした感じだった。

 

地図を見ていたら、港に行く途中に高雄市立図書館があるので、こちらも寄ってみることに。

高雄市立図書館。

 

ここは本当にいいところだったな。

緑が多くて、ガラス窓からはたくさん光が入って明るい。

 

開館してすぐくらいの時間帯に、人々が列をなして図書館に吸い込まれていってる~。特に学生さんが多くてなんでだろうと思ったんだけど、1階から6階くらいまで、全面ガラス窓にそって机があって、みんなそこで勉強してた。すごい。

 

あと床にごろんと座って本を読んだり、ドリルみたいなのをやったりできるスペースもあって、家にいるみたいにリラックスしながら勉強してる子もいた。いいなぁ、ここなら家にいるよりここで勉強したほうが楽しいよね。

 

貸し出す本も人気らしき本は、広い台の上に平積みで5~6冊くらい重ねて置いてあって。

 

日本に帰国してから知ったのだけど、ここは民間から寄付金を募って書籍を購入してるとのことで、そこが日本と違うのかもしれない。(私が知らないだけで、日本でもそういう大きな図書館もあるのかもだけど)

 

屋上は池と緑のある休憩スペースでした。(館内は撮影禁止)

 

港が一望できるような素敵な休憩スペース。
勉強に飽きたとおぼしき男子学生3人がさぼってる姿もエモかった。

 

私は図書館でバイトをしていた時があったり、生涯学習とかに興味があったりもするので、とても勉強になると思いつつ、とにかくうらやましかった。近所に1つほしい。

 

その後は海辺をのんびりお散歩。日差しが強すぎず、雨も降らず。よかった。

ザ・曇天。デザイン的なアート施設を添えて。ここでもTTXCのイベントを開催していました。

 

歩き疲れたので、町の中心部に戻って「半九十茶屋」というお茶屋さんで休憩。朝の豆漿がたっぷりでおなかはすいてなかったので、お茶しようと思って。

 

ランチタイムにお茶ってちょっと迷惑だったかもしれないのに、ちょうどよいタイミングでささっとお代わりの保温ボトルを持ってきてくれるなど、優しいお店でした。

あとお茶が本当に香りがよかった!台湾龍井という種類で、どうやら分類としては緑茶らしい。高雄に行く人がいればおすすめしたい。

 

おいしかったので、お店で売っていたお茶をお土産用に購入。

私が飲んだものか確かめたくて、「これがそれ(台湾龍井)??」って聞きたかったんだけど、レジの女性の店員さんとカタコトの英語での会話になってしまい、お互い恥ずかしくなってなんとなくのボディランゲージで会話。

帰ったら語学を勉強しようと思った瞬間でした…。

左は勘で選んだお菓子「涼糕」(りゃんがお)。ぶどうゼリーと白羊羹の2層式。
ほんのりした甘さでおいしかった。

 

 

お茶を飲みながら、翌日、台北に行くか台中に行くかしばし悩む。

でももう今日の午後に台中行っちゃうか!と決断。

 

しかしその前に高雄の本屋さんも見ておきたいなってことで、三餘書店(TAKAO BOOKS)さんへ。

 

外観からしてそそられる趣。

入口は道路から奥まったところ。フライヤーがいっぱい貼ってあってライブハウスとか劇場の入口みたい。

地下では、台湾の民主主義運動を指揮した人の功績を振り返った展示企画をやっていた。
ここのスタッフさんもたいへん親切だった。

店内は台湾のZineらしきものがたくさん!おお!

買った漫画雑誌の1作品。ホラー漫画雑誌のようだったけど…。

 

たぶん、商業的な雑誌よりは、独自のセレクトで仕入れた本で構成されていたんだと思う。ほとんど何の本かはわからないけど、とても興味深い…(紙もの好き)

 

 

その後、新幹線に乗って台中へ。

私は新幹線の台中駅がそのまま台中駅だと勘違いしていたのだけど、

じつは新幹線の止まる駅は高速台中駅で、そこから乗り換えが必要だった…。

最初気づかず高速台中駅の外に出かけて、「なんか、地図と違う…」という違和感で駅に戻った(笑)。あぶない。

 

と、ここで、Wi-Fiの使用可能な通信量をオーバーし、スマホが使用不可能に…(涙)。

初日は慎重に使っていたのに2日目は調子に乗ってインスタのストーリーズとか見まくってたせい…。

 

ぎりぎりのところで、高速台中駅からローカル線で台中駅に行けることはわかったので、駅の案内板を頼りに台中駅に向かいました。

高速台中駅は、ローカル線の新烏日駅。おぼえた!

台中駅着いたー!明らかに人が、特に若者が多い。

 

台中駅に着く頃にはすっかり日が暮れはじめてしまっていたけれど、目当ての宮原眼科は21時くらいまでやっている!ということで、さっそく。

 

宮原眼科はスイーツショップなのだけど、店内の内装やパッケージが可愛いということで有名なお店です。

 

図書館をイメージしたという内装。どこを見てもキラキラしている…。

噂にたがわぬかわいさ! 360度どこを見てもかわいい! かわいい!(大興奮)

 

有名なアイスクリームもそこまで大行列じゃなかったので食べました。

ウーロン茶味のやつと、リンゴ味っぽいやつにしたんだったかな。

家族や友達へのお土産はここにしようとチョコやパイナップルケーキ、お茶などを買い込む。

 

相談にのってくれた店員さんが、なんとチョコプラやシソンヌの大ファンで、日本にも1年に何回かライブを見に来るそうで、日本語もペラペラでした。

何度目かの、やはり私も言葉を学ばねばならぬと思った瞬間…。

 

学ぶっていうか、好きになって、相手を知りたいという気持ちが、言葉や文化を知る大きな大きな原動力になるよね~。

 

台中駅前は夜市のお店がいっぱい出てたり、ストリートミュージシャンもいて、すごくにぎやか。

 

少し離れたところにある若者向けの町も見てみたかったのだけど、Googleマップなしに動くのはさすがに無理ー-夜も遅くなってきたしってことで、駅前を散策するのみに。(宮原眼科を楽しみすぎたという話も)

台中はもう1回行きたいな!

 

再び新幹線で高雄へ。

いったんホテルに戻り、やっぱりここまで来たら夜市ものぞいておきたいと再び出かける我。

高雄の六合夜市。そんなに混んでもなく、さらっと。時間が遅めだったからかな?

海鮮粥屋さん。屋台の手前にイカやエビ、牡蠣がたっぷり並んでいた。

 

左から2番目が牡蠣なんだけど、こんなにたくさんの牡蠣、見たことない(笑)

 

夜市では海鮮粥を頼んでみました。やはり高雄は海が近いので海鮮を食べてみたくて。

 

以前読んだ雑誌で、台湾の食べ物は「基本おいしいけど、日本人にはなにかぼんやりした味、ボケ味に感じる」というのを読んだことがあって。

この海鮮粥はまさにそれ! おいしいけど、どこかあいまいな、味???

 

海鮮粥。うん、やっぱりボケ味

テーブルの上に塩と七味があったので、海鮮のだしを味わった後は、ぱっぱとそれを振りながら食べました。そして牡蠣がごろごろと5~6個は入っていて、これを食べるのはけっこうチャレンジングかもしれない…(以前牡蠣食べてノロにかかったことがあるので)。と思いつつも、完食しました。

 

帰り道、デザートに普通サイズを頼んでもメガサイズっていうでっかいスイカジュースを買って(イメージとしてはマックのLサイズ)、この日は眠りました。